バンクーバーのダウンタウンに、セグウェイの持ち手がない小さいバージョンみたいなのを乗りこなす人がいることは先日ご報告しました。

しかし実は、バンクーバーの街中で見かけたのはそれだけでないんです。電動スケボーに乗って家の前の坂道をシュイーーーっとスマートに登っていく若い男性も見かけました。

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photo from:Paul G

僕が、コナン(見た目は子供、頭脳は大人)が電動スケボーを乗りこなしているのを初めて見てから、かれこれ20年くらいたったわけですが、やっと時代が追いついてきたみたいです。

調べてみると、最近KickstarterやIndiegogoで幾つかの商品が投資の募集を相次いで行っており、かつその多くが目標額を大きく超えるだけの金額を調達しており、まさに今、電動スケボー市場が熱いことがわかりました。

ということで前回の記事同様に、見つけた8つの電動スケボーをご紹介し、最後にスペックをまとめたいと思います。

STARY – 持ち運びやすさがウリの電動スケボー!

まずはSTARY

これは今回紹介する中では、機能面は割と標準的な方のボードですが、最も軽い部類のボードです。最高時速は30kmまで、最大16kmまでの連続走行が可能。

記事執筆時点で未発売ですが、すでにKickstarterの資金募集は目標額を大きく超えて成功を収めています。このあと紹介する高機能なものも魅力的ですが、持ち運ぶためのスケボーと考えたら・・・・軽さも大事ですよね。

Bolt – 気軽に街に持ち出せるショートボード!

今回紹介する中で唯一のショートボードタイプの電動スケボーが、こちらのBolt。その分最高速度は21kmとあまり出ませんし、連続走行も10kmまで。

それでもショートボードだけあって4kgと軽いですし、持ち運びやすさを重視したい方にはこちらが良いでしょう!

Inboard – スケボーだけどジョイスティックがイチオシ!?

Inboardはジョイスティック的なコントローラーがかっこいいと思います。

時速は38kmで、連続走行90分、重さ5.44kgと、特別速いとか電池持ちがいいとか軽いとか安いっていう特徴はなく、値段も高い・・・。

僕はコントローラー以外のストロングポイントを見つけられませんでした(苦笑)

BajaBoard – 超エクストリームなあなたに合う電動スケボーは、これ一択!

BajaBoardは最もクレイジーという言葉が似合う極端な電動スケボー。スケートボードというより、バギータイプのラジコンにボードをくっつけたような感じ。凄く強そうで凄く速そうです。

実際めちゃくちゃ速くて時速50km出るそうです。怖すぎ!

バッテリーも強力なので、24kmのロングトリップが可能です。ただし、でかい・超重い・値段も高いので、そこはトレードオフですし、街中じゃ走れないですね(苦笑)

Marbel Board – バランス最高!現時点で最も現実的な選択肢!

今回比較した分では、僕はこのMarbel Boardが最高だと思います!最もバランスが良い電動ボードです。

時速40km(充分速い)まで出て、走行距離は25kmまで。重さはもっとも軽い部類よりは500gほど重い感じですが誤差でしょう。何より価格が6万円なので、すごく手が出しやすいですし、ビギナーならこれで決まりだと思います!

Boosted Single – バンブーで作っちゃうのがかっこいい。

Boosted Singleは、竹でできているっていうところがお洒落なところ。他のボードとは一線を画したデザインです。

時速29kmで13kmまでの連続走行、価格も約12万円、重さは6kgと、この辺りは普通ですが、デザイン重視な方の選択肢には加えるべきでしょう。

なお、この商品だけは日本のAmazonで見つけることができました(超高いけど・・・)

MELONBOARD – 標準的な電動ボード(他に言葉が見当たらない)

時速28km、走行距離28km、重さ6kgのMELONBOARDは、平均的な機能ですがあまり特徴はないかなとは思います。

STARYと近い性能で、価格は安いので、比較したらこちらという選択肢もありかもです。でも僕ならMarbel Boardですね。

Hoverboard – 車輪はあるけどね!

Hoverboardは、現在Kickstarterで資金募集中のプロジェクトで、目標未達のボード。ただし他のボードとは違い、大きな1輪がボードの真ん中に着いた斬新なデザインです。

時速26kmと連続走行約20kmは、他のものに比べて特別すごいというわけではありませんし、11kgという重さや45万円という金額もエクストリームですが、未来感を求める方にはこれ一択でしょう!

電動スケートボード・機能比較

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こちらが電動スケボーの比較です。参考になると幸いです!

まとめ

そういえば最近、レクサスが開発したホバーボードが話題になりましたよね。あれはまだ、レールが敷かれている場所でしか乗れないみたいですが、どこでも乗れるようになったら超カッコいいですよね。

あ、先日まとめたセグウェイみたいなやつの小さいやつも含めてですが、カナダでは公道で乗れても日本ではプライベートスペースでしか乗れないということもあると思うので、そこは要確認ですよ!

なお、今回挙げたもののほとんどは個人で輸入することになります。日本でいつも通りの購入体験をご希望であれば、Amazonであればこういう選択肢があります。

あとはやはり先日ご紹介済みの対面して道路を走るタイプ(セグウェイみたいに)のマシンにするかしかない状況です。

以上、バンクーバーから@LeoTohyamaが、電動スケートボードについてお届けしました!

※本記事で紹介した商品の価格は、海外サイトで海外のお金で表記されていたものについては2015年10月2日調査時点の日本円換算でだいたいの値段を算出しています。

参考:
Broken Board | Flickr – Photo Sharing!