ワークショップ(グループワーク)やブレストにおいて、ポスト・イット®を始めとする付箋が大活躍するのは、もはや改めて言うまでもないことです。僕も前職時代、クライアントとのプロジェクトや自分が主催した勉強会にてワークショップを企画することが多く、いつも付箋が大活躍してくれました。

ただ、僕自身ポスト・イット®を含めたいろいろな付箋を試してきましたが、粘着力が弱すぎてすぐに剥がれてしまったり、サイズ感が微妙すぎてイマイチ使いづらかったりという商品にも何度も出会いました。

今、他の文具同様に付箋の進化も凄まじく、東急ハンズのような雑貨屋さんに行くとかわいい(&面白い)付箋がたくさん出ています。一方でビジネス向けの付箋も着実に進化してるので、今回はまとめて9つご紹介します。

1. ポスト・イット® 強粘着ノート ネオンカラー 654-5SSAN

FusenMatome01

  • サイズ
  • 75mm ×75mm

  • 枚数
  • 450枚(90枚×5セット)

  • 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 1,440円 / 858円

  • 1枚あたり単価 – 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 3.20円 / 1.91円

なんだかんだでポスト・イット®が1番安心感あります。何がいいって、粘着力が絶妙なところ。すぐに剥がれてしまうことがないし、もちろんノリが残ったりすることもないのです。

日本では様々な高品質文具が100均に揃っていますが、付箋の粘着力の技術だけは未だに3M社に勝る者が現れていないように思います。正直ポスト・イット®ブランドは、この商品を含めて値段が高い。でも、こんなにシンプルなツールを未だにこの値段で売れているのは、それ相応の技術があるからこそだと言えるでしょう。

特にワークショップでは、この蛍光色のポスト・イット®がおすすめ。遠くからでも目立ちます。かつ強粘着シリーズだと壁に貼っても剥がれてしまうことが少ないので、予算に余裕があればこれを買うことを強くおすすめします!!!

ポスト・イット® 強粘着ノート ネオンカラー 654-5SSAN

2. ポスト・イット® ノート カラーキューブ 超徳用 スクエア

FusenMatome02

  • サイズ
  • 75mm ×75mm

  • 枚数
  • 450枚

  • 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 854円 / 476円

  • 1枚あたり単価 – 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 1.89円 / 1.06円

先ほどご紹介したポスト・イット®の強粘着シリーズは、確かにいいんです。でも高い。

一方こちらの超徳用シリーズは、強粘着シリーズほどの「粘着力の強さ」はなく、かつ5色がひと束にまとめられてしまっているので、強粘着シリーズに比べるとやや使い勝手が悪いですが、それでもその名の通りお得なところが魅力的!強粘着シリーズと比較して、1枚当たり通常価格にして約1円、amazon価格でも0.85円差がつきます。

ワークショップでの付箋利用で大事なのは、勿体無いとか気にせずにガンガン使うこと。書いてみて、違ったら剥がせるというところに付箋の良さがあるのです。なので、高いからと使うのを躊躇するくらいだったら少しお得な商品を選んでどんどん使い倒していくというのも悪く無い考え方だと思います。

なお、粘着力が弱いといっても、他ブランドの付箋に比べたら全然問題無いレベルですのでご心配なく!

ポスト・イット® ノート カラーキューブ 超徳用 スクエア

3. オフィス・デポ 粘着メモ 76x76mm 4色アソート(ネオン) 12冊パック

FusenMatome03

  • サイズ
  • 76mm ×76mm

  • 枚数
  • 1,200枚(100枚×12セット)

  • amazon価格(記事公開日時点)
  • 820円

  • 1枚あたり単価 – amazon価格(記事公開日時点)
  • 0.68円

さらに安くて、使いやすそうなものはないかとamazonを漁っていて見つけたのが、こちらのオフィス・デポ粘着メモです。実は以前調べた時に見つけることができず、かつ現在自分が日本にいないため、まだこの商品を使うことができていないのですが、レビュー(別色商品のもの)を見る限り粘着力も全然ダメという感じはなさそう。

粘着がちゃんとするか不安でしたがノートやルーズリーフには確り、張り付き重宝しています。

引用:Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: オフィス・デポ 粘着メモ 76x76mm 4色アソート(パステル) 12冊パック/self-stick notes assoted pastel

安いけど100円ショップみたいにめくれてこない。粘着が若干弱く感じるが、使っていると気にならない。

引用:Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: オフィス・デポ 粘着メモ 76x76mm 4色アソート(パステル) 12冊パック/self-stick notes assoted pastel

3M社の超徳用シリーズとの価格差は、amazon価格どうしで比較して0.38円。試してみる価値は大いにあると思います。

オフィス・デポ 粘着メモ 76x76mm 4色アソート(ネオン) 12冊パック

4. ポスト・イット® 強粘着ノート シルエットデザインシリーズ 吹き出し 大 SSS-FK

FusenMatome04

  • サイズ
  • 50mm ×69mmよりカットアウト

  • 枚数
  • 90枚(30枚×3セット)

  • 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 486円 / 388円

  • 1枚あたり単価 – 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 5.40円 / 4.31円

ひとくちに「ワークショップ」と言っても、いろんな種類のワークショップがありますが、サービスユーザー(あるいは顧客)の声を想像したり洗い出すようなワークショップではこの、吹き出しの形のポスト・イット®があると重宝します。

自分の場合はよく、カスタマージャーニーマップやコンセプトダイアグラムを作るワークショップにて、ユーザーのサービス利用体験を可視化するということをワークショップの目的としてきたので、こういった吹き出し型の付箋に非常に有用性を感じます。

また、もちろん他のメーカーからも吹き出し型の付箋は出ていますが、やはり3M社のものが粘着力の面で最強でしょう。かつ、こういったデザイン系の付箋(形が四角くないタイプ)は、割とどこのメーカーのものもお値段お高め。であれば3Mでいいかなというのが僕の考えですが、みなさんはどうでしょうか?

ポスト・イット® 強粘着ノート シルエットデザインシリーズ 吹き出し 大 SSS-FK

5. ポスト・イット® 強粘着ノート シルエットデザインシリーズ ハート SSS-HE

FusenMatome05

  • サイズ
  • 69mm ×69mmよりカットアウト

  • 枚数
  • 90枚(30枚×3セット)

  • 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 486円 / 397円

  • 1枚あたり単価 – 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 5.40円 / 4.41円

吹き出しと同シリーズのハートです。僕の場合、前述のようなユーザーの実際の発言だけでなく、心の声を考えるワークショップを仕事で多くやっていました。そういった時に、それがユーザーの心の声なのか実際の発言なのかをハート型ポスト・イット®と吹き出し型ポスト・イット®で分ければ、後で見返した時にもひと目でわかるのではないかと思います。

ポスト・イット® 強粘着ノート シルエットデザインシリーズ ハート SSS-HE

6. ポスト・イット® 強粘着ノート シルエットデザインシリーズ ハウス SSS-HS

FusenMatome06

  • サイズ
  • 50mm ×62mmよりカットアウト

  • 枚数
  • 90枚(30枚×3セット)

  • 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 485円 / 371円

  • 1枚あたり単価 – 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 5.40円 / 4.12円

同シリーズのハウスです。吹き出し以上に使う人が限られているのかもしれませんが、家の中で行われることか、家の外で行われることか、といったことを議論したい場合に使えそうです。

・・・やっぱり使う人は限られているかもしれませんね。

僕同様、ウェブ系の人やマーケティング系の人のワークショップには向いている気がします!

ポスト・イット® 強粘着ノート シルエットデザインシリーズ ハウス SSS-HS

7. ニトムズSTALOGY 半透明ふせん 無地 50mm幅S3032

FusenMatome07

  • サイズ
  • 50mm ×50mm

  • 枚数
  • 50枚

  • amazon価格(記事公開日時点)
  • 485円

  • 1枚あたり単価 – amazon価格(記事公開日時点)
  • 9.70円

高いんだけどすごく使い道が広いのがこの二トムズの半透明ふせん!無地の半透明だから何かを書いた上から補足説明を加えるように使えます。これはつまり、平面のシートにレイヤーの発想が加わるということで、大げさに言うと2Dから3Dへの進化!

注意点としては、この手の半透明のフィルム付箋は、水性ペンで書くとなかなか定着しないため、少し触れただけで滲んでしまいます。油性ペンを用意するのが良いでしょう。

うーん、せめて1枚あたりの単価が半額くらいになってくれたら使い倒せると思うのですが・・・

ニトムズSTALOGY 半透明ふせん 無地 50mm幅S3032

8. ポスト・イット® ビッグパッド 38.1×38.1cm レッド BP15P

FusenMatome08

  • サイズ
  • 381mm ×381mm

  • 枚数
  • 30枚

  • amazon価格(記事公開日時点)
  • 1,468円

  • 1枚あたり単価 – amazon価格(記事公開日時点)
  • 48.93円

今度は、”貼れる模造紙”として使えるでかいサイズのポスト・イット®をご紹介します。

実は僕は、前職ではこれよりさらにでかいサイズのポスト・イット®(次に紹介するやつ)を使っていました。付箋とホワイトボードの間のようなサイズで、どこにでも持ち運びができることが魅力的だったのですが、そちらの商品は白しかありません。

一方こちらは、ご覧頂ける通り蛍光カラーです。基本、模造紙的な使い方をするので白でも十分ですが、カラーバリエーションがあったほうがより使いやすいよなってことでセレクトしてみました。使ったことはないですが、使い方はいろいろと想像が膨らみます。

ポスト・イット® ビッグパッド 38.1×38.1cm レッド BP15P

9. ポスト・イット® イーゼルパッド テーブルトップタイプ EASEL 563

FusenMatome09

  • サイズ
  • 584mm ×508mm

  • 枚数
  • 20枚

  • 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 4,212円 / 2,523円

  • 1枚あたり単価 – 通常価格 / amazon価格(記事公開日時点)
  • 210.60円 / 126.15円

最後は、通称”貼れる模造紙”のでっかいシリーズ(イーゼルパット)のうち、最も小さいやつ。さらに上のサイズのものが2つありますが、このサイズがお気に入りです。

なぜかというと、持ち運びしやすいから!

あらかじめ商品に持ち運び用の取っ手が付いていて、いつでもどこへでも持ち運びができるようになっています。大人数のワークショップの場合は少し小さく感じるかもしれませんが、2〜3人でアイデア出しをするような場合ならこれでも十分でしょう。

ポスト・イット® イーゼルパッド テーブルトップタイプ EASEL 563

まとめ

以上、大小さまざまな9つの付箋をご紹介してみました。

意図したわけではもちろんないですが、やはりどうしてもポスト・イット®の商品が多くなってしまいました。3M社は『Post-it® Plus(ポストイットプラス)』という神アプリ(しかも無料)もiOS向けに提供していて、ワークショップ時にはこちらの利用も是非おすすめします。

以上、ワークショップで使えるビジネス向け付箋9選でした!