IoTが普及すると、ウェブ解析だけじゃなくてリアル解析ができるようになって、解析士の仕事が変わるんじゃないか。例えばショップなら、まずエントランスの自動ドアが来店客に識別IDを付与して分析開始。
インプット
- 床全体がセンサー化して来店客の店内導線を記録
- ハンガーひとつひとつがセンサー化して来店客がどんな商品を手にとったかを記録
- 商品タグにICが埋め込まれ、1度カゴに入れた商品を記録
- お店を出るまでの滞在時間、来店あたりの商品閲覧回数、来店あたりの試着回数を記録
- 店内にてNFC認証で(その頃には新技術になってそう)スマホ会員登録することで、次回来店時にリピーターを記録
アウトプット
- 店内の壁面にはネット接続されたディスプレイがあり、来店客に合わせたイメージの表示が可能に
- スマートフォンアプリで次回来店を促すためのプッシュ施策が可能に
- 一度来店した顧客に対しては、オンライン上でのリターゲティング広告が可能に
などなどが最低でも考えられるのではないでしょうか。
ということで、オフラインの解析までを行うように上手く進化できた解析士は一気に仕事が増えるかもしれないですね。でも、あまりにも複雑な解析になるため、人間の手ではなくコンピューターがアウトプットまで自動最適化するようになるかも。
そしたら解析士は仕事が無くなるかもしれませんね。
とにかく、そんなに遠くない未来に、解析士を取り巻く環境は大きく大きく変動していくのでしょう。備えなくては。
※この記事は、以前別のブログで書いたものの編集・再掲載版です