iPhone6 Plusと同時期の10月中旬に購入したスマートウォッチPebble。購入当初の期待は10個あって、『e-paper腕時計型デバイスPebble(ペブル)が今かなり魅力的な10の理由』という記事にまとめていました。

簡単に言うと、

  1. 電話・メール・SNSの通知が受け取れる
  2. 電池の寿命が長い
  3. 必要最低限のセンサー類がちゃんと入ってる
  4. アプリストアがあって拡張性が高い
  5. 5気圧防水対応
  6. $99(約1万円)に値下げ
  7. 初代のプラスチック製に加え、スチール製の大人向けモデルも登場
  8. ポップな限定カラーもある
  9. 日本への送料がかからない
  10. 市販の時計用バンドが使える

こんな感じ。

でも、実際に使ってみると、そう単純に期待通りというわけではありませんでした。不満点が出てきて、正直今、使ったり使わなかったりという状況です。

なぜそうなったのか?あまり使わなくなった理由が4つあるので、正直に書いておきます。

1. 電池減りが早い

他のスマートウォッチに比べて電池持ちが良さそうだと言うのが、かなり重要な購入ポイントだったのですが、実際に使用してみると1.5日くらいで電池が切れてしまっています!これが結構痛い・・・。

iPhoneはほぼ毎日、電池減りに関係なく夜に充電します。そのときに時計も充電しなくてはならないわけですが、それを忘れてしまう。それを覚えていたとしても、今度は会社に持っていくのを忘れてしまう。じゃあ昼間に会社で充電しようかと思うと、充電ケーブルがもう一本欲しくなる。しかしこの充電ケーブルが特殊な形状のケーブルなのでもう一本手に入れるのはめんどくさい・・・。

いや、充電くらい忘れんなよ!って話ですし、実際にはほとんど忘れないんですけど、こういうたぐいのものって、毎日付けてそれ専用の生活を送るから効果的なのであって、ほとんど毎日着用していても、週に数日忘れる日があるだけでいまいち活用しきれません。

てなわけでだんだん、めんどくさくなってしまい、もやもやしている状況です。やっぱり1週間くらい電池持ってほしいなあというのが、はじめてスマートウォッチを買ってみて実感したことでした。

2. ネイティブでの日本語対応がやっぱ欲しいよね

Pebbleは現在、基本的に日本語に対応していません。しかし、有志の方が作ってくれた非公式のファームウェアによって日本語に対応させることができる。ここまでは購入前に把握していました。

で、実際にそのファームウェアは素晴らしいのですが、いかんせん公式ではないので、公式のファームウェアがアップデートされるたびに日本語ファームウェアの対応を待たなくてはいけません。

日本語対応のファームウェアを入れないと、電話やメールが来たときに文字化けしていて、誰から来たのか一切わかりません。これじゃPebbleを買った意味がちょっと薄れてしまいます。

色々考えるとなんだかめんどくさくなってしまうんです。なんとかここ、公式で対応して欲しいなあと思います。

3. 出来ることが多くはない

完全にわかって買ったことですが、ゆうても出来ることが多くないのです。これはPebbleの問題ではなくて、多分スマートウォッチ全般に言える話ですが、やっぱりあの小さな画面で出来ることは限られます。時計で文字を長時間読みたいとは思わないし、ましてや書くなんてとんでもないって感じです。

結局、アプリやブラウザを使いたかったらiPhoneをポケットから取り出した方が早いんです。

今後、スマートウォッチ界にどんなイノベーティブなアプリが生まれるかわかりませんが、今のところ便利に思ったのは

  • iPhoneを取り出さなくても通知が受け取れること(日本語対応されていれば)
  • 気軽に天気がわかること
  • カメラを遠隔で操作できること

このくらい。他は何やるにしても、トータルで考えたらiPhoneを使った方が早いのです。

その他にスマートウォッチを活用できるアイデアは、現状は思い浮かんでないのですが、逆に言えばすごく可能性を秘めてる気がします。なにかありますかね。。

とにかく今は、まだ時計でEvernoteしたり時計でブログを読んだりはしたくない、そんな感じです。

4. 意外とiPhone6 Plusが片手で使えてしまう

そしていい意味で予想外だったのが、使っているうちにiPhone6 Plusを片手で使えるように手が進化してしまったということです。現状、すっかり片手で使えてしまっているのです。

iPhone6 Plusはでかいから、普段は鞄に入れていて通知だけはPebbleで受け取って、必要なら確認するというのが思い描いていた図だったのですが、意外にiPhone6Plusを片手で使うことは難しくない。道を探しながらGoogleマップを見ることも出来ますし、満員電車で片手でブログを書くことも出来てしまいます。

そうなってくると相対的にPebbleの価値が薄れてきました。でかいiPhoneを片手で使えているのだからいいことなんですけど、ちょっと複雑な気持ちです。

まとめ

振り返ってみると、Pebbleを使わなくなった1番の理由は最後の話。思ったより僕の手が大きく、iPhone6 Plusにフィットしてしまったのが問題でした。

もっというと、しばらくでかいiPhoneを使ってみてからPebbleを買えばよかったものを、先走ってiPhoneと同時に購入したのが間違いでした(まあ、どうしても欲しくて手が届く金額だと、買っちゃうのが人間ですよね、多分(苦笑))

逆に手が小さくてiPhone6 Plus後悔してるぞって人にはいいかもしれません。最先端のガジェットだし、これまでと違ったモバイル体験になるのは間違いないでしょう!

以上、Pebbleの使用約2ヶ月後レポートでした!