それが一般的なものなのか、僕が通うBCITでの文化なのか、ミックスなのか(少なくともミックスなはず)わかりませんが、エッセイライティングの授業では、生徒が提出したエッセイに対し、先生はエラーシンボル(Error Symbol)という記号でフィードバックをしてくれます。

このエラーシンボルを理解しないことには、先生がどこにダメ出しをしたのかわからないため、当然修正もできなければ進歩もありません。

そこで今回は、そのエラーシンボルについて、授業で習ったことを踏まえて復習していきます。

20個のエラーシンボル(Error Symbol)と、その意味

  1. UNCL
  2. Unclear Meaning / Translation
    センテンスの意味が不明瞭な場合 / 説明不足な場合。

  3. FRAG
  4. Fragment
    文章が完成していない場合(例えばIf文やWhen文、Because文などに多い)

  5. RO
  6. Run-on Sentence
    センテンスがふたつ繋がっているのに、その間にピリオド、もしくはセミコロンがない場合。

  7. CS
  8. Comma Splice
    ピリオド、もしくはセミコロンで区切るべきふたつのセンテンスを、コンマで繋げてしまっている場合。

  9. V
  10. Verb Tense / Verb Form
    動詞の時制が間違っている場合。

  11. #
  12. Singular / Plural
    名刺の単数系か複数形かで間違っている場合。

  13. SV
  14. Subject-Verb Agreement
    動詞の人称が間違っている場合。

  15. N/PN
  16. Noun-Pronoun Agreement
    文中に使っている代名詞が指すものが不明瞭な場合(theyと文中で言っているのに、theyが指しそうなものが2つある、など)

  17. WC
  18. Word Choice
    単語の具体性が足りない場合(例:nice, good, thingなどの場合に指摘されやすい)

  19. WF
  20. Word Form
    品詞が間違っている場合(名詞を使うべき場面で形容詞を使っているなど)

  21. WO
  22. Word Order
    単語の順番が違う場合(例:形容の順番 / Size→Shape→Age→Color→Origin→Material)

  23. PREP
  24. Preposition
    前置詞がない場合 / 間違っている場合(例:in, For, on, aboutなど)

  25. ART
  26. Article
    冠詞がない場合 / 間違っている場合(例;the, a, an)

  27. PUNC
  28. Punctuation
    コンマが必要な文章にコンマがない場合。

  29. CAP
  30. Capitalization
    大文字(小文字)にしないといけないところがなっていない場合。

  31. SP
  32. Spelling
    スペルミスがある場合。

  33. CONJ
  34. Conjunction
    接続詞が間違っている場合。

  35. AWK
  36. Awkward Usage
    文章の意味が全然わからない場合。細かく指摘しようがない場合。

  37. C/NC
  38. Count / non-count noun
    不可算名詞に「s」をつけている場合(例:information, waterなど)

  39. WW
  40. Wrong word
    単語が間違っている場合。

まとめ

エラーシンボル20個、理解できましたでしょうか?

慣れればとても便利ですが、慣れるまでは何度もこのリストとエッセイを行き来することになりそうです。・・・いや、慣れるまでに卒業しちゃいそう(笑)

以上、バンクーバーから@LeoTohyamaが、エッセイ添削時のエラーシンボルについてお届けしました!

参考:
run-on sentences(切れずに続いちゃっている文)を直す