バンクーバーからこんにちは。まだ学生中な@LeoTohyamaです。
今回は、僕の留学エージェントのひとつであるFrogが主催した『私たちがクリエイターとして海外就職した経緯』というイベントに参加してきました。
Frogというエージェントはクリエイターのバンクーバー留学支援をビジネスとしていて、中の人には『バンクーバーのうぇぶ屋』で有名なセナさんや、『Webクリエイターボックス』で有名なマナさんがいる団体です。
今回のイベントは、バンクーバーダウンタウンのチャイナタウンステーション近くの会場にて開催され、見た感じ30名以上の聴講者が参加。
セナさんが司会を務め、バンクーバーで実際に就職された3名のWebクリエイターさんに質問をしていく形式で進行しました。
この記事では、バンクーバーでのWebクリエイターの就職に迫った本イベントの様子を、イベント中に実況していた僕のツイートを使ってふり返ろうと思います。
ツイート実況まとめ
まずは開場〜開始まで。
今日は、
セナさん=セ
Hikaruさん=ヒ
Kayさん=ケ
Elleさん=エ
でいきます。
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
30人以上は入ってる気がします。
そういえばなんでカエルなんだろう
#Frogjob pic.twitter.com/l8fdGXNGDR
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
多分、20代が1番多い気がするけれど、30代40代の方もいらっしゃる
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
セ:最近就職した方・就職された方の話をご紹介したいと思います。正直なお話をお聞きできればなと思います!
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
これまで僕、Frogについて全然知らなかったので、こんなにたくさんFrog関連でバンクーバーに留学しているクリエイターさんが多いと思わなかったです。
ゲストの紹介
セ:みなさんを紹介します。まずElleさんは日本でマークアップエンジニアとして活動。ストックフォトモデルなどをしたのち、観光ビザでカナダ渡航。ミートアップでコネクションを広げつつ、ワーホリビザに切り替えて就職成功。現在UIデザイナー/デベロッパー
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
セ:Keyさんは日本でSEとして活動。クライアント交渉やPMをしていた。IELTS6.5取得後に渡航。カナダ渡航後にESLに通い、BCITへ。Web製作会社でプラクティカム→現地のデザイン会社に就職。今回の登壇者で唯一、日本からジョブチェンジした方
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
セ:Hikaruさん。日本でWebデザイナー。フィリピンで1年の英語留学後にカナダでITDに入学し、カナダのスタートアップWishpondにてインターン。その後現地の貿易会社にてWebマーケターとして就職。
#Frogjob
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今回のゲストお三方の紹介。三者三様の経歴。
在学中にやっていたこと、意識していたことはありますか?
ケ:家と学校を往復して課題をずっとやっている。週に7つの授業で毎回課題が出るので。授業は基本的なことしかやらないので、それだけでは不十分な箇所を回りのクリエイターさんなどに聞いて自分で勉強していました
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
やっぱりBCITはめっちゃくちゃ忙しいみたい。その上、課題以上のことを自分で身につけていかないとポートフォリオ作ったりコネクション作ったりできない。頑張ろう。
セ:ITDはどのような感じですか?
ヒ:課題があって授業があって。僕の場合は日本人として初めてITDという学校に通う生徒で、ITD側も完全じゃない部分があった。渡航の目標は勉強ではなく仕事をすることだった
#Frogjob
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コミュニケーション・英語について
セ:議題02、コミュニケーション・英語について。Elleさんはこちらで学校行っていないのにどこで英語の勉強をしたんですか?
エ:母親が英会話の先生だったので英会話はやっていましたが、こちらに来てからミートアップに参加しつつ上達させてきた
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
ミートアップへの自主的な参加、えらい。見習わないと。
セ:6.5を日本で取られたきっかけとどう勉強したのか?
ケ:もともと受験英語が得意で、元から英語が得意だったので、受けたら取れました。大学の頃から英語ディベートなどをしていた。大学卒業してからTOEICを定期的に受けたり
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
すごすぎて参考になりません・・・
セ:登壇者の中で1番コミュニケーションが必要な職種。どのタイミングで開花した?
ヒ:まだまだ。スピーキングは慣れたけれど、リスニングは今でも全然。わからないところは聞くようにしたり、図にして伝えたりしています
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
全然できないと言いつつマーケティングのお仕事をされているHikaruさんすごい・・・
就職活動の方法
セ:議題3、就職活動の方法。Elleさんは観光ビザでこられたということですが
エ:観光ビザだったのでちゃんとした就職活動はできなかったので、ミートアップでチャンスを広げ、コネクションを作って仕事を得ました「ビザをもらったらすぐに連絡をするから」
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
ミートアップに参加しながらコネクションを作り、就職。手に職がある人だからこそできる就職方法ですね。
ケ:まずは学校中心でコネクションを広げて、学校後半でミートアップは行き始めました。BCITは先生も半分仕事を持っている方も多いので、そういう人とつながりを深めたりもしていました
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
セ:BCITの他の人はどのような感じでしたか?
ケ:23人中、就職したのは5人くらいです。ディプロマを取れるクラスだと就職しやすいみたいですけど、世間で言われているほど就職率高くないみたいです
#Frogjob
マジで!ww
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
聞いてたんとちと違う!!!これが、リアル!!!笑
セ:こちらって、インターンだとしても経験が必要だったりするじゃないですか。Wishpondではどうでしたか
ヒ:どう・・・でしたかね(笑)
セ:どうやって就職を見つけましたか
ヒ:とりあえず面接を受けるという英語勉強法をやっていました(笑)とりあえず質より量で
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
面接を受けることをスピーキングの練習だとして捉えていたHikaruさん。見習うべきポジティブなマインドセット。
セ:ぶっちゃけ落ちてもいいやという精神でいっていたというヒカルさん
ヒ:言い方悪いですが、ESLクラスみたいな感じでした(笑)エクセルで表作って、面接の後に自己評価したり
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
でもエクセルで表を作って自己分析するところまで行くってのは・・・すごい。これ含めて見習いたい。
ポートフォリオ
エ:私はHTMLやCSSだけでは日本人としては薄いと思ったので「オープンソースプロジェクトでガシガシ貢献しているという人」「作るだけじゃなくて教えるのが好きなんだよ」というブランディングを心がけた
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
Elleさんは話を聞いていてすごく戦略的かつ行動力のある方だなあと思いました。僕にはない要素がたくさん。表に出せる実績を作るためにオープンソースのワードプレステンプレートを作ったり、Githubでの評価を高めたりしていてすごい。
ちなみに、Elleさんのポートフォリオはこちら。
セ:webマーケターってポートフォリオの出し方難しいと思うのですが
ヒ:サイトとは別に出していました。カナダで何をしてきたかというところで、現地の企業での業績Wishpondのブログ・メディア運営が大きい
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
Webマーケターという、自分もなりたいと思っている職種で就職されたHikaruさんのポートフォリオに関する経験は、特に参考になります。やっぱり最初のインターンをどこでやることができたかは大きいようですね。
セ:どこが評価された?
ケ:基礎的なことができるのだろうなと思ってもらえたというのと、日本での経験からPMとかできるだろうなと思ってもらえた。実際面接に行った時にスクリーンに自分のサイトを見せながらの時もあるので、その時に説明できるように
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
Kayさんは、Webデベロップ未経験から僕が今後進む予定のBCITにて学んで、その後に就職された方なので、とても参考になります。
ちなみに、Kayさんのポートフォリオはこちら。
面接の様子
セ:議題5、面接の様子。Webデベロッパーの面接
ケ:会社によりますがオンラインテストがあるところとそうでないところと。オンラインテストの場合はJSのテストとか。知識や過去の経験についてなど。こういう場合どうする?みたいな質問も。
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
オンラインテストでJSの質問とかされるんですね。そっち系のバックグラウンドが皆無なので参考になります。
セ:続いてUIデザインの面接どうでしたか。
エ:CSSの問題で、崩れたところと完成系を見せられて、どうやって直すか教えて?というテストが出されたりとか。実際に社員さんと一緒に3時間くらいかけて、一緒にアプリを作るとか。
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
かなり実践的な面接があったようです。ハードだけど楽しそう。社員のことを知ることもできて、受験者としても会社の雰囲気を図れますね。
セ:Webマーケターはどうでしたか
ヒ;マーケターとしてアプライしてるんだけど、話しに合わせて開発のバックグラウンドもあるんだよというアピールをポートフォリオを見せてしたり。
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
会社が求めていることにプラスαで何を提供できるかを示せることが大事ですね。日本での実績とかも踏まえて今から考えておかないと。
就職できた理由
セ:議題6、就職できた理由。
ヒ:色々考えたけどラッキーだった。でもどうしてラッキーだったかを考えるとカナダに長くいてコンスタントにアプライし続けたことかと
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
アプライし続ける、数を打ち続ける。大事なことですね。行動あるのみ。
エ:ざくっとまとめてしまうとソフトスキルかなと思っていて。ポートフォリオまとめたけど、結局のところ一緒に働きたいと思ってもらわないと。笑顔を絶やさず。
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
1番準備をしていたように聞こえたElleさんが笑顔とおっしゃっていたことも印象的でした。ポートフォリオで完璧に実績を示した上でのプラスαが笑顔だったのでしょう。
ケ:この会社はどういうことを求めているかということを調べておくことが重要だけど、実際に面接に行ってしまえば「プラスアルファでこういうことができます」ということを準備できるかだと思います。
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
Kayさん、完璧な回答です。
日本とカナダの働き方で1番違うところは?
セ:日本とカナダの働き方で1番違うところは?
ケ:こちらは結果を出していれば自由にしていていい。仕事が順調なら、野球を見ている人も音楽を聴いている人も2時間くらい出ていてもいい
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
結果主義。その分ダメなら解雇されることも日本より頻繁。
エ:中国系ということもあって、英語と中国語が普通に飛び交っている。差別とかそういうのもないし、すごく歓迎。カジュアル。みんな定時過ぎたらすぐ帰っていきますね
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
中国語が普通に飛び交うのは、会社によるけれど、バンクーバーはその比率が高そうですね。中国の方多いから。
セ:こっちでも忙しい時は忙しい
ケ:忙しい時は忙しい時で多少は残業している。同僚に質問されて「日本では12時とか1時まで働いていた」と答えたら「それは犯罪だよ」と言われた笑
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
犯罪(笑)
ヒ:僕も中国系の人が多い。あとは定時。日本だと許可を経て何かをすることが多かったが、ポスト的な面もあるかもしれないが、自分の権限でできることが多いのかなと思います
#Frogjob
— LEO/カナダなう (@LeoTohyama) 2015, 10月 18
日本市場向けのプロジェクトを任されているというポジションも大いに影響しているでしょうが、裁量の大きさや明確さは日本とバンクーバーで違いがあるかもしれませんね。日本と海外の働き方の違いとして、よく言われることですが。
まとめ
この後、質疑応答などありましたが細かい話になるので記事ではカットします。
詳細は#Frogjobにて実況しましたので、気になる方はご覧ください。
参加してみて思ったのは
- やっぱり海外就職、結構難しそう
- でも、しっかり準備していれば不可能というわけでもなさそう
- 特に早めの英語での情報発信(オン/オフライン)で、コネクションをゲットしておくことが大切
だということです。その道筋も見えないことはないし、成功するかどうかはわからないけれど地道に今から始めていこうと思います。僕も先輩方を見習い、日本語でのブログ発信だけでなく、英語でのブログ更新やミートアップへの参加を本格的に行っていかねばと思いました。自分の強み、生かさないと。
以上、バンクーバーから@LeoTohyamaが、Frog主催イベント『私たちがクリエイターとして海外就職した経緯』についてお届けしました!