Kickstarterで上がってくるプロダクトの紹介動画ってだいたい決まってます。

まず商品バーン!てきて、次にCEOか開発者みたいな人が出てきて開発の経緯を説明。こんな困ったことないかい?そんな状況、もうごめんだろ?この私たちが作った新しいプロダクトなら、こんなことができるんですよ。すごいでしょう?その裏にはこんな技術があるんです・・・

的な感じ。基本、Appleのプレゼンで出てくる動画に影響を受けているようなイメージです。

そんななか、こんなプロダクト紹介Movieも面白いなと思ったのがあったので紹介します。

PUGZ – 世界最小のスマホから充電できるイヤフォン

このプロダクトが何かというと。

  • ワイヤレスBluetoothイヤフォン
  • 1時間以内の充電で4.5時間使える
  • 電池がなくなってもスマートフォンの充電ジャック(LightningかUSB)で充電可能
  • 充電中にもイヤフォンを使用できる
  • イヤフォンのコントローラから操作可能

音質の細かい話は紹介動画ではそこまでプッシュされていないので、そんなに重視されていないのかもしれませんが、興味がある人はKickstarterページへ。

パグによるヒップホップなプレゼンテーション

面白いなと思ったのは紹介Movie。

プロダクトの名前PUGZ(パグズ)繋がりで、いきなりパグに扮したガタイのいい2名が登場。この2人がプロダクトをプレゼンしていきます。

PUGZ01

普通、ワイヤレス(イヤフォン)はお前の行動を制限する。バッテリーを使い切ったワイヤレス(イヤフォン)は、でかすぎて電池も使い切り、充電するまでなんの役に立たないんだ。

PUGZ02

だから俺たちは、世界で最も小さく、スマートフォンから充電することができるワイヤレスイヤフォン、PUGZを開発した。

PUGZ03

電池がなくなったら、このマグネティック・コネクタをスマートフォンに接続するだけでいいんだ。

PUGZ04

俺たちはスクエア(四角く)にもサークル(丸)にもデザインしなかった。それを俺たちは「スクアークル」と呼んでいる。

PUGZ05

最高の電導性のために、接続部分には18kゴールドを使ってる(ここら辺から動きがどんどんヒップホップになる)

PUGZ06

カラーは4色から選べる。

PUGZ07

充電には40分かかり、スマートフォンの3%分の電池しか食わない。

PUGZ08

すでに開発期間は終わっている。もう、準備はできている(なにこの手!他の動画で見たことない)

PUGZ09

お前らに与えられた選択肢は2つある。1つはこのまま戻ることだ。物語は終わり、明日お前のいつも通りのイヤフォンとともに起きるんだ(エラそうだ・・・)

PUGZ10

それとも、緑のpledgeボタンを押すかだ。

PUGZ11

さあ、お前次第だ(二人の手の形が違う(わざと?間違えちゃった?)のが、面白いw)。

まとめ

意訳もいいとこというか、動画から伝わる視覚情報にだいぶ影響を受けた訳になりました(笑)

Kickstarter含むクラウドファンディングの動画を全部見た訳では当然ありませんが、こういうのはちょっと珍しい気がします。最後はかなり上から目線のプッシュになっていますが、それがこのパグ面とマッチしていてちょっと緑のボタンを押したくなってしまう気がします。

商品が手に入る最低の投資額は、現在$119から。1万円超えるイヤフォンには相当の耐久性とか求めたくなっちゃうので、僕はパスです〜(そもそもそんなに音がわかる人じゃないから、高いイヤフォンとか買ったことないけどね)

以上、バンクーバーからLeoがパグのプレゼンについてお届けしました。

参考:
PUGZ-World’s smallest wireless earbuds charged through phone by PUGZ — Kickstarter